唐突ですがみなさん、日本語ラップは好きですか?
僕は好きすぎてスマホで自分で作詞して曲を配信しました
え?
この人唐突になにぶっ飛んだこと言ってんの?
そうですよね、そう言いたい気持ちはわかります
そもそも音楽経験も全くないし、ましてやラップなんてやったこともない僕がなぜ曲を配信するまでに至ったのか
本日は曲を作った経緯や僕なりの【音楽初心者】がスマホだけで日本語ラップを配信するまでの0→1を僕の体験も交えて教えていこうと思います
あくまでも音楽初心者の僕のやり方ですのでこれが正規のやり方とは言えませんがそれでも何かの参考にしていただけるとありがたいです
こいつは誰だ?
急なキャラクター紹介
NAME:謎おじ
突然現れツッコミを入れたり時には解説してくれる謎のおじ。
若くみられるがアラフォー。無趣味すぎてヒマを持て余しているぞ!
なぜ曲を作ろうと思ったのか
そもそもなぜ曲を作ろうとしたのかというときっかけは僕が趣味で配信しているネットラジオなのです
確かSpotify以外にもApple Podcast、Stand.FMでも配信してるんだよな
僕は性格上、カタチから入ってしまうタイプなので自分のネットラジオ番組を始めたもののどうやればしっかり“番組”として成立するだろうかと常に考えてました
そんな思いを持ちながら色んなラジオを聴いていたところ各番組にはテーマソング、もしくはオープニング曲やエンディング曲が存在することに気がつきました
僕はこれだ!と思い曲を作成しようと決めました
なぜラップなのか
ではなぜラップにしようと思ったのか
それは
歌だと自信がなかったから
それに
日本語ラップが面白そうだったから
です
こう言ってしまうと現役のラッパーの人たちに怒られてしまいそうですがあくまで音楽素人の意見としてお聞きください
日本語ラップの“言葉遊び”という観点から楽しくリリック(歌詞)を書けそうだと思いました
日本語ラップを知る
全てのラップを語る上で大事なのはズバリ『韻 いん』です
そしてラップする=『韻を踏む』と言います
しかし日本語ラップにおける『韻を踏む』は洋楽ラップと少々意味合いが違います
では日本語ラップの『韻を踏む』とはどんなものか
簡単にいうと似たような単語や母音が同じ単語を歌詞の中で複数使うということです
なので似たような単語を使う親父ギャグも広い意味ではラップということです
よくみんながやる『YO!YO!』てのはラップじゃないんだな!
(ラップと言えば…でYO!YO!やってたわ…はずっ)
ちなみに韻を踏むテクニックにも種類がありラッパーの方によって得意とするテクニックが違ったりします
代表的なものだと
- 頭韻:単語や文章の初め(頭)で韻を踏むこと
- 脚韻:頭韻とは逆に文章の末尾(足)の単語で韻を踏むこと
- ホロライム:同じ音の単語(同音異義語)で韻を踏むこと
韻を踏むには
韻を知ったからといってすんなりと韻が踏めるわけもなくリリック(歌詞)なんて当然書けません
まずは韻を踏むことに慣れることこそが大事と考えた僕の画期的な練習方法
それは
韻を踏みながら会話するゲームです
どんなものかというとその名の通り相手との会話を全て韻を踏んで会話するというものです
飲み会なんかでも盛り上がりそうだな!
あのラッパーのR-指定さんも面白半分でちょくちょくやっているとラジオで語っていました
最初はなかなか言葉が出てこないのですがやっていくうちに慣れてきて簡単な短い単語だとすんなりと韻が踏めるようになりました
どんどん練習すればフリースタイルラップもいけるんじゃないかと個人的に感じました
やった事ありませんが
いや、やったことないんかい!
曲の作成時には知らなかったのですが辞書で調べても出てくるしそもそも『韻ノート』という韻を検索してくれるツールもありました
リリック(歌詞)制作
韻がなんとなくすんなりと出る状態になればいよいよお次はリリックの制作です
- 曲のテーマを作りそのイメージに合った単語をノートに書き出す
- 書き出した単語に韻を踏める単語を数個書き出す
- 書き出した韻を踏める単語から意味の繋がる言葉を選び出し繋げる(複数パターンがある場合全て書き出す)
- 1〜3を数回繰り返す
- まだ曲(音)を作ってないのでなんとなくリズムを刻み歌いながら繋いだ文章を組み合わせていく
上記のような順番で制作していきました
ちなみに配信している曲につきましてはネットラジオの相方との共同制作のためサビの部分は制作していませんが配信外の曲の作り方としては最も伝えたい文章と頭に残るようなフレーズを意識しながら上記と同じような作り方で製作しました
サビの中の一番大事なところでタイトルの単語が入るのも多い気がするな!
作曲
作曲と聞くとかなり難しそうと思われがちですが思い出してください
僕は音楽なんてやったことのないド素人です
音符も読めないくらいです
そんな初心者が複雑なことできるわけがありません
ではどうやったのか
そこで登場するのがiPhoneなどには元から入っている『GarageBand』というアプリなのです
あのギターのアイコンのやつか!
iOS版とMac版がありますが僕はスマホのみで完結させたかったのでより簡単なiOS版を使用しました
正直このアプリがあるからこそ曲を作ろうと思った部分もあります
このアプリ、ある程度の操作がわかれば単純な曲ならば簡単に作れてしまうのです
そういった部分もラップと相性が良く製作のある程度すんなりとできました
ただしこちらもまた配信外の曲の話ですが…
配信の方は現在もバンドをやっている相方に頼んじゃいました(^_^;)
しかしそれ以外のラジオのオープニングなどはしっかりと作曲もやっておりますのでご安心を♪
やってないのに語ってるのかと思ってびっくりしたわ〜!ちゃんとやった事あるってわけね!
では実際にどうやるかというとGarageBand内の『ループ音源(素材)』というものを使用しました
ループ音源とは元から曲の1フレーズが繰り返し入っている音源で色んな楽器の色んなジャンルの音源があります
つまりそれを組み合わせるだけで曲ができちゃうという最高の機能です
ただし注意点もあり商用利用するにはループをループとしてそのまま利用してはいけないというものがあります 詳しくはこちら
Appleの公式からの説明なのですがこの説明ちょっとわかりにくい
なので僕は組み合わせたループにアレンジを加えて作りました
訴えられたりしたらたまったもんじゃないからなぁ
ラップの録音
さあ!レコーディングです
ここまで来ればあとは簡単
GarageBand内の左下の『+』から『AUDIO RECORDER』を選択し録音していきます
作ったリリックを紙に書き出しなるべく外部の音の入らないなおかつ自分の声の響かない場所を選びましょう
そして録音の際、大事なのはマイクです
そりゃ良いマイク使うに越したことはないのですが最初はiPhoneに付属している有線イヤホンマイクで十分かと思われます
というか僕もそれで録音しました
意外と音も割れにくく音質もそこそこなので中途半端にお金をかけるより全然良いと思います
イヤホンマイクどこ行ったかわかんねーし、手軽だから直接録音しよう♪
イヤホンマイクなしでの直接録音は音質もあまり良くないためおすすめできません
ない場合は100均などで購入した方がいいかと思います
そうなんだ…!気をつけます
録音ボタンを押して納得いくまでひたすら録音します
納得がいったら保存してタイトルを変更すればあなたの曲の完成です
配信
いよいよ最後は完成した楽曲の配信です
僕は以前からラジオのグッズ販売などで使っている『SUZURI』というサイトで販売することにしました
有名人なんかもけっこーグッズ販売しているサイトだよな!
会員登録もしていたということもあったのですがこのサイト販売するのが非常に簡単なのです
今までは衣類や小物のみだったのですが最近ダウンロードアイテムの販売も始めたので試しにという意味も込めてこちらに決めました
こちらももちろんスマホアプリからのアップロードです
↓販売の仕方は以下の通りです↓
- アプリを開き右下の『つくる』を押しダウンロードアイテムを選択します
- 次にアイテムを追加するというのを選択し『音楽』というカテゴリを選択します
- ファイルをアップロード→ファイルを選択を選び作った楽曲をアップロードします
- アイテムの名前の欄→楽曲のタイトルを入力します
- イメージ画像の欄→ジャケットとなる画像をアップロードします。余裕があればアプリなどで作成するといいですが後で修正できるため今はそれっぽい写メなどで大丈夫です(ただしダウンロードした画像など著作権、肖像権の侵害になる画像はNG)
- アイテムの説明→僕の場合作詞と作曲者それにリリックを書きましたが曲の思いや経緯などある程度自由なことを書いていいと思います
- 最後に『販売価格』を入力して登録すれば販売開始です
え?もう終わり?録音からあとはめちゃくちゃ簡単じゃん!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は僕が実際に曲を配信した流れとともに【音楽初心者】でも簡単にここまでできるという事を紹介しました
実際にしっかり収益も見込んだ販売となると色々と事細かな販売戦略も必要になってくるかもしてません
しかし、やらないよりはやってみた方がいいし経験にも繋がるという思いから僕は配信をしました
この記事や配信を通して少しでも“曲を作る”ということに興味を示していただけたらと思います
こんなに簡単にカタチにできるなら趣味としても続けられそうだな!
最後に僕たちが配信しているネットラジオのエンディング曲『ひかる』よければダウンロードお願いします!
おいおい!最後は宣伝かよ!もう付き合ってらんねぇ…!帰る!!
それでは失礼いたしまーす
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